更新2007年10月31日(水)
欠 陥 住 宅 対 策

欠陥住宅の実態を知らずに良い住まいは創れない。

欠陥住宅を造らない方法は、まず欠陥住宅の実態を知ることである。そして住宅の欠陥とは何か、どういった事が欠陥なのか判らなければ、良い住まいは創れない。そこで当社では欠陥住宅対策のマニュアルを作成しました。HPで一部公開 欠陥住宅(不良住宅)と思われる住宅と優良住宅とはどんなものか写真(画像)データをもとに解説していくもので参考になると思います。また、欠陥住宅(不良住宅)となってしまっても工事途中ならなおせる(た。)例もご紹介してあります。(欠陥住宅の実態は投稿写真と投稿文によるものを、当社スタッフが判る範囲で解説したものを載せています。投稿文は事実のみを取り上げ投稿者に確認が取れ記載許可の取れたもののみ使っております。)

一般の人でも住宅において基礎が一番大事なことは知っています。ところが現実は……

ある大手メーカーの基礎です。基礎の土台部分が砂塵+砂利であった。土台部分の厚さ20mm前後しかない。工法の違いなのか?私には理解しにくい現場であった。コンクリートで固定されるはずの配筋部分が前日の雨でグラグラこんな状態であったにもかかわらず型枠をはめコンクリートを流し込んでいた。(投稿写真+文)ハッキリ言ってとんでもない施工が行われた現場です。

ある大手メーカーの基礎です。基礎の土台部分が砂塵+砂利であった。土台部分の厚さ50mm前後しかない。(投稿写真+文)施工図面と違う気がします。布基礎でも土台部分の厚さ120mm以上はほしい。また中央にもう一本基礎が入っていてほしい。

図面を見ないとハッキリと言えませんが、1,土の部分が露出している 2,基礎の土台部分厚さ20~30mm前後 3,写真の点線部分1,2,3,について図面とは異なっていると思います。1,は土の部分を斜めにカットする手間を省いた手抜き、2 ,は職人さんが1輪車で砂塵+砂利を運んできてそこにドサッと置いたところを平らに均しただけのもの、よって土台部分の厚さが20~30mm前後になるのは当たり前。材料費と手間を省いた手抜き、(割栗石の上に目潰しとして使用される0−40と言われる砕石である。)

3,,は擁壁のベース部分を壊すのを避けたと思います。設計ミスです。設計士が現場確認をして入ればこんな事にはならない。

現場確認をしないで設計する設計士が建物を建築中どれだけ現場に足を運ぶか?疑問が残ります。事実、この1,2,3,の解答を工務店を通じ確認したところ,設計士さんから特に問題ありませんよとの答えが返って来たとの事、その後、この御施主さんは不安になり、当社に検査依頼されました。基礎の部分は直す事が出来ないまま進んでしまったが、保証問題,保証期間など引き渡し時に念書を執らせることで双方合意しました。(2000/2/2)現在建築中

* ちなみに図面では基礎の土台部分は砂塵+砂利ではなく、割栗石+ステコンであった。一般にこの部分は図面でも正確に表示されない部分なので契約前には必ず確認しておくこと

優 良 住 宅(優 良 施 工 例)

基礎の土台部分の傾斜(斜め)部分にもしっかりと石が積まれている土台部分厚さも十分にある。

優 良 住 宅(理 想 施 工 例)

砕石ではなく割栗石を使っている。割栗石も大きい、よって手積み。基礎の土台部分の傾斜(斜め)部分にもしっかりと石が積まれ、目潰しをした後、十分に転圧を加け、ステコンを打ちを行っている。しっかりした図面を書く業者は、良い下請けを持っていて施工もしっかりしている。このような施工を行ってもらう為にも、図面で正確に表示させる必要がある

布 基 礎 と ベ タ 基 礎 の 違 い

基礎とは一般的に布基礎の事を指します。ベタ基礎とは言葉のとおり基礎のベース部分全体に鉄筋を入れ、コンクリートを流し込んだ基礎のことです。大きな違いは布基礎に比べ、ベタ基礎の方がより耐震性、耐久性、地耐力が有るということです。簡単に云えば地震に強く、長持ちし、家が沈みにくく、傾きにくい基礎です。又、写(下記)のような欠陥基礎(不良基礎)になりやすいのも布基礎方が圧倒的に多いのです。

 

布基礎

ベタ基礎

ベタ基礎

布基礎の場合、床下の構造は束石+束+大引き+根太+床材となっていて地面に接触している部分は束石のみである。束石がきちんと固定されていれば良いのだが、何らかの要因でずれてしまう事は良くある。そうなれば時間の経過と共に、床鳴りはするし床がプカプカ浮いた状態になる。こうなった時、治すのが大変。また、家の外に降った雨が地中を伝わり床下に溜まる、そしてその水分が蒸発する際床下から出てくると、家の躯体内の木部に水分が入りやすい。耐久性に影響を及ぼす可能性があります。

投 稿 写 真

検 査 現 場

投 稿 写 真

左右(上の写真)の基礎を見比べてください。どちらが良いのか判るでしょう。

布基礎の外周がつながっていない。

投 稿 写 真

投 稿 写 真

投 稿 写 真

投 稿 写 真

調査結果

検査現場

1m以上の基礎高なのに基礎厚が12cm

束石を固定するコンクリートに割れが

アンカーボルトが細かく入っている

調査結果

調査結果

投 稿 写 真

 木造部構造編

作成中

欠陥住宅写真集を御覧になって下さい